■ 潮   流  ■ 地   質
 八幡浜港海域においては、港内は一様に遅い流況を示しているが港口では通常0.02m/s〜0.03m/s 程度の流速、湾奥に向かうに従って流速は遅くなり最奥部では停滞海域となっている。
 また、流向はかなり不規則な状態を示している。
 恒流はほとんどなく、潮汐流が卓越している海域であり本海域の潮流状況は満潮時に港口から南西岸沿いに東方にむかって港内に至り環状にまわって北岸沿いを西方に向かって流れている。
 なお、船舶の入出港、係留、錨泊には支障がない。
 八幡浜港の地質は、三波川帯に属し、二畳紀〜シルリア紀にかけての小歩危層郡、砂質片岩、黒色片岩よりなる基盤層の上に海成堆積層である粘土層及び砂質シルト層が覆っている。
 港内は、南予地方に発達したリアス式海岸に共通する厚い沖積層が軟弱地盤を形成して、海面下17〜30m(千丈川から南側は3〜30m)の風化岩上に、砂礫、シルト及び粘土が堆積し表面に厚さ0.5〜2.0mの泥土が覆っている。
 ■ 地   勢
 八幡浜港は愛媛県の最西端三崎半島の基部、北緯33度27分、東経132度25分に位置している。北、東及び南の三方を山に囲まれて西から西南西に港口が開き、前面の佐島、黒島を隔てて宇和海に面し、豊予海峡を挟み大分県に対している。
 背後地は、千丈川流域に細帯状の平坦地と、埋立てによって造成された市街地のほかは急峻で、湾内は南予特有のリアス式海岸を形成している。
 ■ 潮   位
検潮器
(浮子型 フース型長期巻自記検潮器  平成7年4月21日設置  八幡浜市管理)
 八幡浜市大字栗野浦字外袋乙27の2地先水面  BM3,530m(基本水準面より)
潮位名称
潮位(m)
 観 測 時
備    考

 既往最高潮位

(+)3.500
昭和29年9月26日
(第15号台風)
リシャール型自記検潮器
(八幡浜市沖新田)

 さく望平均満潮面

(+)2.340
昭和32年1月1日
〜昭和36年12月31日
リシャール型自記検潮器
(八幡浜市沖新田)

 平均潮位

(+)1.300
昭和32年1月1日
〜昭和36年12月31日
リシャール型自記検潮器
(八幡浜市沖新田)

 東京湾平均海面

(+)1.390
昭和32年1月1日
〜昭和36年12月31日
リシャール型自記検潮器
(八幡浜市沖新田)

 さく望平均干潮面

(+)0.080
   

 工事用基準面

(±)0.000
昭和32年1月1日
〜昭和36年12月31日
リシャール型自記検潮器
(八幡浜市沖新田)

 基本水準面

(±)0.000
昭和31年第6管区海上保安部よりの通知採用MS L以下1.30mの点を基準とした。

 ■ 波   浪
最大風速
 V=17m/sec
海底勾配
 25/2,000≒1/100
継続時間
 t = 2hr
波  長
 422m
Fetch
 21km    
波 高
周 期
波 向
推算方法
推 算 地 点
備  考
1.7m 
5.2秒
W〜SW 
S M B 法
フェリー桟橋(−7.5m)
 
 
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